2018.12.24 月曜日

シリーズ:【食と予防医療 読むだけ講座】 ~食を学んで病を寄せ付けないために~
第22回「パーマカルチャーの可能性」


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心身ともに健康で若々しくあるために、まずは老化や病気の仕組みを知ることはとっても大切ですね。
「老化を遅らせ、病気から身を守る食べものと食べ方=アンチエイジングフード」について社)日本アンチエイジングフード協会のBASIC、ADVANCEDのテキストの中から毎回テーマを選んで、【食と予防医療 読むだけ講座】を連載で皆様にお届けしています。

地球と私にやさしいライフスタイル

自分さえ良ければ…という発想をでは、おいしくて安全な食を得ることは難しい時代に。社会の一員として共に考え、選択し、行動することで、ハッピーライフを手にしましょう。

突然ですがここで問題です。

Q:24 パーマカルチャーがめざそうとしているものは?
A:持続可能な生産環境の構築 B:遺伝子組み換え食品の普及 C:土を使わずに野菜をつくる

答えはA:持続可能な生産環境の構築、です。
今までの講座をお読みいただいている方は不思議に感じていることがあるかもしれません。「食と予防医療 読むだけ講座」のはずなのに、不思議と難しい栄養素の話とか身体の仕組みの話とか、最新医療の話とかがあまり出てこないからです。もちろん、最新医療情報は大事ですし協会主催のゼミナールでは定期的に勉強しています。
でも実際そのような知識だけでは足りない、「食と予防医療」の学びは食を生み出す土や環境に影響を受けていることが多大にあるからです。
その土や環境の問題を解決する手法として期待されているのがパーマカルチャーなのです。

健康な食をもたらす環境づくり
永続的な自然農法の考え方を取り入れる

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現在の生産重視の農業では、土に生息し土壌を肥やす多彩な生物を農薬で処分し、その代わりに化学肥料に頼ります。
結果、土壌が枯れていっそう化学薬品に頼らざるをえなくなり、生体バランスが崩れて病害虫が出やすくなり、農薬を散布するという、悪循環を繰り返すことになります。結果、栄養価が低く、病気に弱い農薬漬けの作物しか育たないことになります。
農業こそが最も大きな自然破壊といわれる所以です。

栄養価の高い作物を作り続けるためには、自然の仕組みを上手く活用した永続的な食環境を守り育てることが必要です。その手法の1つとして注目されているのが、オーストラリアのビル・モリソンとデビッド・ホルムグレンが提唱し、実践してきた「パーマカルチャー」という農を基本とするシステムです。パーマネント(永続する)とアグリカルチャー(農業)、カルチャー(文化)を組み合わせた造語で、『動物や植物を人間生活のために利用しながら、持続可能な環境をちくりだすために進化し続けるデザイン体系』などと定義されます。

「自然のシステムを観察して上手に利用すること」「伝統的な暮らしの知恵を学ぶこと」、そして、「現代の科学的・技術的知識を融合させること」を3つの心構えとし、人間生活全体に関わってデザインすることを考えています。

ただ、江戸時代こそパーマカルチャーの源であるとも言われています。
江戸時代は農家だけでなく、市中の生活も循環型であり、紙・木材・布などはとことん形を変え使われ最後は灰屋さんによって買ってもらえるというスタイルでした。
このような始末のよい暮らし、をすることで環境は保たれ、ちょうど良い規模で食と経済が循環していたのでしょう。

暮らしと食の規模を少し小さくしてみる、それだけも今のグローバルな暮らしの疲弊から脱却できるかもしれません。


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