2019.1.28 月曜日

「脱電子レンジ!簡単・おいしい・蒸籠生活のススメ」


Share on Facebook0Tweet about this on TwitterShare on Google+0Email this to someonePrint this page

16409828_791152521032026_375489904_o
いまや、一般的な調理器具のうちのひとつ、電子レンジ。
ご自宅でも便利に使っている方も多いと思います。
ところでその電子レンジ、危険性はないのでしょうか。考えてみましょう。

どう考える?電磁波と1秒間に24億5000万回の振動と ・・・

電子レンジの仕組みはご存知ですか?
以下、簡単に電子レンジの仕組みをお話します。このように食品が加熱されます。

  1. 電子レンジにはマグネトロンというマイクロ波(電磁波)を発生させる装置が備わっている。
  2. 電子レンジ内で発生させたマイクロ波を食品に照射すると食品に含まれている水分子同士を振動させることが出来る。
  3. 振動した水分子同士ぶつかり合い、摩擦熱が発生して食品の温度が上がる。

マイクロ波

1秒間に数十億~数兆回という非常に細かい振動をしている波。電子レンジに使われるマイクロ波は国際的に2450MHz(1秒間に24億5000万回の振動)と定められている。マイクロ波は電子レンジ以外にも携帯電話などにも用いられている。<日本機械学会誌より>

1秒間に24億5000万回とは、食品の内部でおこっている振動の回数であり、この水分子同士の摩擦熱により食品が温まるということ。これが電子レンジの仕組みなのです。

電磁波照射による想像もできない回数の振動が食品の内部でおこり、わたし達はそしてそれを食している。これは紛れもない事実です。

便利なことは良いけれど、この温め方ではどんなに良い食材を使っても、「ナチュラルな食品を食べている」とは言えないと感じます。

また、発生したマイクロ波(電磁波)は非常に高いエネルギーを持っており、万が一電子レンジでの加熱中に外に出たならば、人体に影響を及ぼしかねないようです。
この点については各メーカーがガラス扉に金網を貼るなど、「外に漏れないよう対策をしている。」との事ではあります。

摂取したくない! 環境ホルモン

電子レンジを使用する/しないは別として、容器や包材などから、私たちは環境ホルモンや環境汚染物質を摂取している可能性があることはご存知ですか?尿検査でも測定が出来るようです。
一例として、環境ホルモン「ビスフェノールA」についてほんの少しお話します。

フランスではビスフェノールAを含む食品容器が2015年1月から禁止になりました。
内分泌かく乱物質の規制強化のためです。

「内分泌かく乱物質」とは,“動物の体内に摂り込まれた場合に,本来その生体内で営まれている正常なホルモン作用に影響を与える外因性の物質”と定義されています。<日本食品分析センターJFRLニュースより>

日本ではフランスほど規制はされていませんので、自分自身で気を付けないと避けることができないのが現状です。

電子レンジで加熱中の食品の温度は、水分子のみであれば100℃までしか上がりませんが、油脂を含む場合、それ以上の温度になることも。溶け出したビニールを摂取しないということも、注意が必要かも知れません。
少なくともプラスチック容器を電子レンジに入れて温めることは避けた方が良さそうです。

  • ビスフェノールA
    主にポリカーボネート、エポキシ樹脂と呼ばれるプラスチックの原料として使用される化学物質。
    一部の食器・容器等にも使用されている。<厚生労働省HPより>
  • 環境ホルモン
    1997年頃から内分泌系への影響が懸念される物質として、社会的に関心が持たれる。
    内分泌系などへの影響を調べるための試験研究が数多く行われている。<厚生労働省HPより>

参考:厚生労働省HP

脱電子レンジの豊かな暮らし方

電子レンジ不使用!簡単な温め直し方法を3通りご紹介します。

  1. 鍋に、温めたいおかずとほんの少しの酒や水を入れ、ふたを閉めて蒸し焼きにする。
  2. 蒸籠(せいろ)に、温めたいものを入れ、蒸かす。(蒸し器でもOK)
  3. オーブンを使う。

現在実践している食品の温め直し方法です。
例えば冷やごはん。
蒸かしなおしたら、炊きたてのようにおいしく、それだけで気持ちが豊かになります。
慣れればまったく手間に感じません。安心安全だけではありません。
是非一度お試しを!

脱電子レンジで蒸籠料理で簡単調理!

では、蒸篭料理の一例としてシュウマイを作り夕食に。わたしの一押しレシピをご紹介します。
残りを小分けして冷凍→お弁当に活用の一例です。

レシピ

「豆腐入り ふんわり小松菜シュウマイ」

材料

約40~50個分

  • 豚ひき肉   300g
  • 調味料(塩 小さじ1と1/2   酒 大さじ1 しょうゆ 小さじ1  片栗粉 大さじ1)
  • 生姜(すりおろす) 20g
  • 豆腐        100g
  • A
    干し貝柱      1個
    水        大さじ2
  • B
    玉ねぎ(大)   1/2個(150g)
    シイタケ     2枚(30g)
    塩        小さじ1/8
    片栗粉      小さじ2
  • C
    小松菜      2株7~8枚(80g)
    塩        小さじ1/8
    片栗粉      小さじ2
  • シュウマイの皮   40~50枚
  • グリンピース    適宜(なくてもOK)
  • 白菜など葉野菜   適宜(蒸籠に敷く。)
16466321_791152587698686_1908195442_o

下準備

  • Aの干し貝柱は割り、水で戻す。(10分~)
  • 豆腐はしっかり水切りをする。(蒸籠で5分蒸かして水切りをすると簡単。)

作り方

  1. Bの玉ねぎ、シイタケはみじん切りして塩をまぶし皿に広げ、蒸篭で5分蒸し粗熱をとる。片栗粉をまぶす。
  2. Cの小松菜もみじん切り
  3. にして塩をまぶし皿に広げ、蒸篭で3分蒸し粗熱をとる。片栗粉をまぶす。

  4. 戻しておいた干し貝柱もみじん切りにする。(戻し汁も使用します。)
  5. ボウルに豚肉・豆腐・調味料(塩・酒・醤油・片栗粉)貝柱の戻し汁・
    生姜・みじん切りをしたBとCを加えしっかりと混ぜ合わす。
  6. シュウマイの皮包み、グリンピースをのせ成形する。
  7. 蒸気の上がった蒸籠で中強火、10分ほど蒸す。

※蒸籠にそのままシュウマイを並べずに、
葉野菜を敷いてから並べましょう。
オーブンシートに穴をあけても良いですが、
敷いた野菜をシュウマイと一緒に食べれば
旨みのしみ込んだ温野菜がまた美味しいのです。
今の季節は白菜がオススメです。
小松菜の葉の部分を敷いてもおいしい!

あまったシュウマイは冷凍保存→お弁当用のつくおきに

  1. 蒸しあげたシュウマイはあら熱を取り、小分けにして冷凍にする。
    (弁当用の使い捨て紙カップ(耐熱性のもの)にのせ、ラップをして冷凍にすると加熱時に楽。)
  2. 使用時、ラップをはずし、冷凍のまま蒸籠にのせ、5分ほど蒸籠で蒸す。
  3. あら熱をとり、弁当箱に詰める。

以上、脱電子レンジはいかがでしたか?
電子レンジを使わない蒸籠生活もなかなかのもの。
工夫次第で時短も出来るのです。
自身で実践してみて思うことは、毎日蒸籠の(ヒノキの)良い香りに癒され、心が豊かになった気がします。
もちろん、蒸籠がなくても蒸し器でも良いと思います。
「大変そう」と感じるようでしたら、ほんの少しずつレンジの使用時間を減らし、試してしてみるのもよいかもしれません。

img_top_10b秋山 靖子
社)日本アンチエイジングフード協会 アンチエイジングフードマイスター・アドバンス
コルドンブルーで本格的フランス菓子を学び、料理教室で製菓、料理の講師を務めている矢先、突然父をすい臓がんで亡くした経験にショックを受ける。現在は「どうしたら自身の元気や家族の元気を守れるか」をテーマに料理研究家として、企業やサイト、カフェなどにレシピを提供したり、イベント講師なども務めている。「安心して大切な方にすすめられるおいしいスイーツを」との思いから豆腐などを使用したスイーツや白砂糖不使用、乳製品の使用を極力抑えたスイーツを研究、開発しており、定期的にレッスンも開催している。
http://ameblo.jp/infinititi
https://oceans-nadia.com/user/28743

Share on Facebook0Tweet about this on TwitterShare on Google+0Email this to someonePrint this page