2019.7.16 火曜日

妊活・離乳食・アレルギー・子育てママ・家族を生活習慣病から守りたい方へ・・・ 「ゆる無添加のすすめと加工品選びの基礎知識」その4 ハム・ソーセージ加工肉に使われる亜硝酸ナトリウム


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食品添加物をあまりに気にしすぎると口にできるものは少なくなってきてしまいます。
ただ、中には危険が指摘されているものもありますのでできるだけ避けたほうが良いものがあるのも事実です。

海外で使用が禁止されているものについてはやはり避けるべきででしょう。またリスクはそれほど高くなくても使用頻度の高い食品添加物も要注意です。

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亜硝酸ナトリウムの危険

ソーセージやハムには、カラメル色素や亜硝酸ナトリウムが使用されている場合があります。キレイな赤色をしているものがあり、この赤色は肉色ではなく発色剤である場合があります。
亜硝酸ナトリウムの致死量は2gとされます。また肉や魚に含まれるアミンという物質とむすびつくとニトロソアミンという発がん性物質に変性します。亜硝酸ナトリウムは肉の加工品によく使われる添加物ですので裏面の表示を見る習慣をつけることが大事です。

また「無塩せき」という表示を探してみてください。

肉類の品質にも注意したい
安全な加工肉とは

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鶏、牛、豚の飼育には、抗生物質やホルモン剤が多量に使われている場合が多く、精肉になってもその成分は残留し、食べた人の体内に残留してしまうおそれがあります。

また細かいくず肉や内臓肉を軟化剤で柔らかくして結着剤で固め、形状を整えた食肉もあります。
牛肉の赤身に牛脂や食品添加物などを注射した、「インジェクション加工」と呼ばれる処理を施した牛肉もあるのです。

そんな中で理想的な食肉をあげるとすると、、

  • 自然な環境で育てられること
  • 本来の食性で育った、牧草牛。
  • 抗生物質、ホルモン剤の投与がほぼないこと。

などがあげられます。

中国やアフリカでの人口増加や所得が増えるにつれ、肉の需要が高まり供給が間に合わなくなっているという問題もでてきました。
これからますます、肉と肉加工品の需要は増し、食品添加物は避けられないものとなってくるでしょう。
家庭菜園をして野菜類を自給する人達はいても、肉類の自給をする人達はかなり少ないでしょう。
肉類は今後貴重なものになりますし、品質の良い生産家庭が明らかな肉類は当然ながらその価格も上昇してくるでしょう。中にはコスト的な考え方かた畜産よりも魚食を推奨していく考え方もあります。

私達の健康に欠かせない動物性たんぱく質の摂取には、このような食糧自給問題や品質の問題などが複雑化してることを意識していおきたいものです。

参考書籍

「Dr.白澤のゆる無添加のすすめ 添加物と超加工食品」主婦の友社
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