2020.4.7 火曜日

【旬をいただく】血液サラサラ効果だけじゃない、春の新玉ねぎ


Share on Facebook0Tweet about this on TwitterShare on Google+0Email this to someonePrint this page

49494462_s
春が近づくと野菜売り場に並び始めるのが、白くてきれいな新玉ねぎですね。
新玉ねぎの旬は3月から5月。黄玉ねぎや白玉ねぎを早取りして乾燥させずに出荷されるので、水分が多くて実が柔らかく、玉ねぎ独特の苦みがないのが特徴です。

玉ねぎの効能

玉ねぎ=血液サラサラ効果が高いのは有名ですね。
血液がサラサラになると、血管年齢が上がり、動脈硬化、心筋梗塞、糖尿病などを予防できる効果がありますが、その元となるのが「硫化アリル」。
玉ねぎを調理するとき涙が・・・でも、この涙が出る成分「硫化アリル」には、生活習慣病予防だけでなく、免疫力向上や疲労回復という効果もあるのです。
血液サラサラというと、生で食べないといけない様な気がしますが、大丈夫!
玉ねぎは加熱すると「トリスルフィド」という成分が出来て、この成分も血液をサラサラにしてくれます。
なので、胃腸が弱くて生は・・・という方も加熱をして沢山召し上がって下さい。
また、玉ねぎにはビタミンB1、B2、ビタミンC、カリウムなども豊富に含まれています。
特にビタミンB1は炭水化物が主食の日本人には、とても重要なビタミン。
ビタミンB1は、摂取した炭水化物をエネルギーに変え、脳におくり脳神経を活発にしてくれます。
脳のエネルギーが枯渇すると人はイライラしたり、疲れを感じたりしてしまうので、ビタミンB1の摂取は心の安定にもとても大切なことなのです。
さらには、この硫化アリルがビタミンB1と結びつくことで、ビタミンB1の吸収力をアップ!!
そして、新玉ねぎなら、本来水に溶けやすく、熱に弱いビタミンB1も、あまり水にさらして辛みをぬく必要はなく、たくさんいただけるのです。
春ならではの新玉ねぎ・・・。
気候が変わりやすく、環境の変化も多い、心もカラダも不安定になりがちなこの時期にぴったりな食材です。
まさに旬の野菜は土からのプレゼントですね。
美味しく頂いて、ハッピーな春を過ごしませんか♪

新玉ねぎのハッピーレシピ

新玉ねぎのポタージュ

12471611_997597740310381_3527875662605769858_o

材料

  • 新玉ねぎ・・・4個〜5個(薄切り)
  • バター・・・大さじ1
  • 水・・・600ml
  • 生クリーム・・・1カップ
  • 塩、こしょう・・・少々

作り方

  1. 鍋にバター大さじ1を入れて加熱し、溶けたところで新玉ねぎを加えてよく炒める。
  2. 水600mlを加えて沸騰するまで煮込む。
  3. ①の火を止めてフードプロセッサーで撹拌する。
  4. 再び鍋で温めて生クリームを加え、塩、胡椒で味を整えて出来上がり。冷製の時は③を粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やす。

新玉ねぎの柚子サラダ

12871449_997597743643714_800467959126641873_n

材料

  • 新玉ねぎ・・・1個
  • 柚子・・・1/2個
  • はちみつ・・・小さじ1
  • かつおぶし・・・適量

作り方

  1. 新玉ねぎを薄くスライスする。
  2. 柚子の皮の千切りを少々と①の新玉ねぎを合わせよく揉む。
  3. ②に柚子の絞り汁、はちみつを加えて和えてお皿に盛り付け上からかつおぶしを掛けて出来上がり。

玉ねぎとアンチョビのタルティーヌ

12512489_997597746977047_664713490175503331_n

材料

  • 新玉ねぎ・・・1個
  • オリーブオイル・・・大さじ1
  • アンチョビ(フィレ)・・・適量
  • 塩・・・少々
  • 粉チーズ・・・適量
  • バゲット・・・1/2本

作り方

  1. 玉ねぎを薄切りにして、オリーブオイルを入れたフライパンで、きつね色になるまで炒める。
  2. アンチョビフィレを6等分程度に切る。
  3. スライスしたバゲットに①をのせ、アンチョビを4切れ程度と粉チーズをその上にのせてオーブントースターで焼く。
Share on Facebook0Tweet about this on TwitterShare on Google+0Email this to someonePrint this page