2019.12.3 火曜日

2020年2月1日(土) AAFMゼミナール 千葉大学 森千里教授」「環境生命医学」講座第4弾 ~胎児プログラミングは成人後の健康に作用するか。 注目のDOHaD(Developmental Origins of Health and Disease)を学ぶ~ 「曝露を中心とした環境要因とDOHaD、そして先制医療」


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ヒトの成人後の健康は胎児期の子宮環境によって決まる、つまり出生前からプログラミングされるという説の詳細を学び、予防のための先制的な医療について森千里先生がわかりやすく解説します。

次回、2020年2月1日(土)のAAFMゼミナールは、千葉大学大学院 環境生命医学教授 森千里先生による「環境生命医学」の第4弾講座です。今回は今、医学界でも注目のDOHaD(Developmental Origins of Health and Disease)胎児プログラミング仮説について森先生が分かりやすくひもときます。DOHaDという言葉を初めて聞く方も多いかもしれませんが、以前森先生の講座で子宮環境が成人後の疾患について関与しているお話もありました。つまりお母さんの胎内環境は、現代の環境がそのまま表現されている場でもあるということです。
今、医学界でも注目の胎児のプログラミング説の解説、大学院レベル以上の内容を聴講できるチャンスです。これから妊娠を希望されている方、妊婦の方、出産関係従事者の方、医療従事者の方等、多くの方のご参加をお待ちしております。初めての方もご参加できます。

日時と講演時間

日時: 2020年2月1日(土)14:20~17:00

  1. 14:30~15:50:(80分)
    森千里先生講義 「曝露を中心とした環境要因とDOHaD、そして先制医療」
    休憩:15分
  2. 16:05~16:35(30分)
    白澤卓二理事長トークセッションと会場からの質問
  3. 16:35~16:45 (10分)
    写真撮影等

会場: 文京シビックセンター27階 スカイホール
住所: 〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16−21 27階
アクセス: https://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/civiccenter/civic.html

 

 

※懇親会を近隣にて開催予定です。会場がきまりしだいお知らせ致します。(5000円程度)
希望者はチケット申し込みサイトの備考欄に※懇親会希望とお書き添えください。

講演料金

会員種別料金一覧(税込)

  • BASIC(含む受講中)の方 3,300円
  • ADVANCED/LEADERの方 2,200円
  • ゼミナール会員の方 ※3,300円
    (※ゼミナール会員申込はこちら。)
    https://anti-agingfood.com/doctormember/
  • ジュニアマイスターの方 5,500円
  • 一般及び無料メール会員の方 7,700円

 

AAFMゼミナールとは

社)日本アンチエイジングフード協会では、資格取得の学習以外に最新の予防医学や環境医学についてマイスター向けに定期的にゼミナールを開催しています。
現代の病気は認知症を始め、アレルギーや生活習慣病、うつなど多様な症状で病が出現しし、更に原因の特定がしにくく複雑化しているのが現状です。
当協会では会員への情報普及とともに、最新の予防医学の学習講座を一般の方々に広く知っていただくためにゼミナールを一般の方も参加可能とさせていただいております。
こうした専門的な知識を聴講できる機会はほとんどありませんのでぜひ、テーマに興味をお持ちの皆様のご参加をお待ちしています。

講師紹介:森 千里

千葉大学大学院 環境生命医学 教授
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1960年北海道生まれ。84年旭川医科大学卒業。同年京都大学医学部助手。89年カナダマニトバ大学医学部Visiting Instructor。90年米国国立衛生研究所Visiting Associate。92年京都大学助教授。2000年千葉大学医学部教授。01年より現職。主な著作に 「胎児の複合汚染」(中公新書)、「循環型社会 科学と政策」(有斐閣)などがある 。森千里先生の曾祖父は、陸軍軍医から軍医総監になった森林太郎、文豪・森鴎外。社)日本アンチエイジングフード協会の理事でもあり環境予防医学について千葉大以外で唯一定期的に講座を開催している。

講師紹介:白澤卓二

社)日本アンチエイジングフード協会 理事長
白澤抗加齢研究所所長・お茶の水健康長寿クリニック院長
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1958年神奈川県生まれ。1982年千葉大学医学部卒業後、呼吸器内科に入局。
1990年同大大学院医学研究科博士課程修了、医学博士。
東京都老人総合研究所病理部門研究員、同神経生理部門室長、分子老化研究グループリーダー、老化ゲノムバイオマーカー研究チームリーダーを経て2007年より2015年まで順天堂大学大学院医学研究科 加齢制御医学講座 教授。
専門は寿命制御遺伝子の分子遺伝学、アルツハイマー病の分子生物学、アスリートの遺伝子研究。新宿白澤記念クリニック最高顧問、米国ミシガン大学医学部神経学客員教授、獨協医科大学医学部生理学(生体情報)講座 特任教授。
著書に『アルツハイマー革命~ボケた脳がよみがえる』、『アルツハイマー病が革命的に改善する33の方法』『アルツハイマー病 真実と終焉』の他『100歳までボケない101の方法』『老いに克つ』『免疫力をアップする、塩麹のおかず』』など200冊を超える。
また、毎日新聞木曜夕刊、各企業誌などにアンチエイジングに関する記事を連載中。各種媒体等でのわかりやすい医学解説が好評を博している。

参考書籍

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