2017.11.17 金曜日

マイスターライフ。 遅延型食物アレルギー検査に真っ向から取り組むドクター。 人生の愉しみは、先端の学びと農的医療。


Share on Facebook48Tweet about this on TwitterShare on Google+0Email this to someonePrint this page

篠原隆雄さん

神経内科、中でも脳卒中に携わっていたことから、動脈硬化に起因する高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病にも詳しい篠原さん。
患者さんの声をじっくり聴き幅広い診療を行いたいと品川区青物横丁に「篠原クリニック」を2003年8⽉に開院。食物のアレルギーや環境汚染物質など現代の食原病・環境病にも取り組みたいと積極的で、医療業界のチャレンジャーでもあります。
そんな篠原さんに医療従事者としてのマイスターとは?を中心にインタビューしてみました。終始笑顔の篠原さんでした。

image1

アンチエイジングフードマイスターになったきっかけを教えてください。また医療従事者としてこのアンチエイジングフード協会にはどんな印象をお持ちでしょうか?

偶然WEBで見つけた協生農法の講演会の主催がAAFM協会でそこでAAFMの知人に偶然会い、白澤先生を始めとした、先生方に紹介され、食には大変興味があった為、勉強してみようと思いました。アンチエイジングフード協会は女性の会員が多く、健康的な食を突き詰めようとしている方が多く、その為、料理、美容、農業関係の方が多い印象です。

先生が日々診療されている患者さんへのアドバイスや診療内容は、食と予防医療のテーマと重なる部分が多いのでしょうか?「食物過敏症」の検査もいち早く摂りいれられていらっしゃいますが?

私自身も「食物過敏症」の結果に従い、過敏性を示した食物を除去したり、控えることでそれまで原因不明の下痢や蕁麻疹が改善した経験があります。しかし、過敏になっている食物を除去したのみでは半分程度の方で食に伴う多くの症状が改善しませんでした。その方々は便秘や下痢などの消化器症状を伴う方が多い事が分かり、これに対して整腸剤やビタミン剤などを加え、消化器症状が改善すると症状が改善することより腸内環境(腸内フローラ)の重要性に気付きました。
また、グルテンの過敏症の方なども居るため、これに対しては消化酵素を中心とした、酵素療法も開始しようと思っています。
リーダーマイスターの発表の際にも「食物過敏症」について発表させていただきました。

image2

人の体は食べたもので出来ている為、食は健康にとって最も重要で、食の改善が健康で、病気になり難い体を作ると思っています。最近は病気になってからの食事の本が多く出版されていますが、病気になる前よりそのような食事をすることが理想です。これまで日本人が食べ続けてきた和食にその答えがあると思っています。

篠原先生はお酒と美味しいものが大好きと伺っています。趣味を超えて健康面から飲食店のプロデュースなどもプラン中とか?

お肉に限らず、美味しいお酒と美味しい食事を食べるのが大好きで、特に和食と日本酒の組み合わせが一番好きです。レストランを始める話はこれまで2回ほどあったのですが、場所等で意見が合わず、まだ開業には至っていません。現在も農家へ見学に行ったりし、食の関係の知り合いと食事をすることが多く、今後そのネットワークを活かし、来年こそは一軒目のお店を作ろうと活動中です。また、現在知人の定食などを扱っているお店のメニューも開発中で近日お目見え予定です。

先生は農業も大事だと言われていますが、今後は農的医療ではどんな展開をお考えですか?また忙しいけれどご自身で農業も経験されたいと聞いていますが。

image3

農的医療の観点からは農薬や肥料を出来るだけ使用しない農法で生産し、日本の固有種の野菜、果物、米を作る農家を増やす事が大切だと思います。その上で生きた水、天然塩、体に負担をかけない油、発酵食品等で調理した和食を中心とした普段使い出来るお店をプロデュースし、日本の伝統的食を中心とした和食文化の推進に一役買いたいと思っています。家庭菜園は子供が小さい頃にやっていたのですが、開業後多忙を極めていた為、現在はしていません。尚、時々友人の畑に援農に行くことはあります。今後の展望としては畑や田んぼを借りて、自分のお店で使う食材は自分の畑で取れたもので、提供したいと考えています。

ご自身が興味ある最先端の医療と養生訓的な医療、ご興味をもっている情報を教えてください。

最先端の医療で今後遺伝子がすべて解明されてもクローン技術が進んでも、食が健康の要である事は変わらないと思います。医食同源、薬食同源だと思います。薬という言葉は草かんむりに楽と書くのですが昔は草が薬だったのだと思います。また、知人に聞いた話の中で病気の反対語は気楽という話を聞きました。薬だけではなく健康には心の健康も大切な要素です。今の時点での私の結論は健康的な食生活とは“笑顔で気を楽にして健康的な野菜(草)中心の食生活”を送ることだと思います。(以下の写真はは私の書道の作品で“医食同源”と大好きなお祭りでお神輿背負っている姿です。)

image4

image5

篠原クリニック
http://www.shinohara-clinic.com/

Share on Facebook48Tweet about this on TwitterShare on Google+0Email this to someonePrint this page