2017.6.13 火曜日

マイスターライフ。想いをカタチに!感謝を忘れないナチュラルな生き方


岩田真理子さん 多くの女性に勇気をくれる「出産ときせきの食卓のプロデュース」 現実が物語(ストーリー)超えている生き方。

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アンチエイジングフードマイスター1期生として、現在、神奈川県横浜市元町でオーガニックカフェ「きせきの食卓」のプロデユースに奮闘中の岩田真理子さん。
お店のオープンは昨年12月、ナント、その半年前、6月に41歳で初出産をされたばかり。ご本人のことば通り「乳飲み子抱えてすることじゃない」ハードなお店の立ち上げを、ご主人と実現し、ヨガと食で健康をサポートする場の提供をしています。母として、妻として、食と健康のプロデューサーとして着実に自分の世界を作り上げているパワーの源を知りたいとインタビューしてみました。

はじめに自己紹介とアンチエイジングフードマイスターになったきっかけを教えてください。

大学卒業後、日本航空の客室乗務員を9年間経験しました。フライトで訪れる国々の市場やスーパーマーケットへ行って調味料を買ったり、レストランで食事をしたり不規則ながら楽しい日々でした。ただ、日本に帰って来て、カラダが求めるのはお野菜ばかり。カラダの声を聴くことができたのは、母の手料理が素材(=旬)を活かしたものだったからかなと思います。といっても、それに氣付いたのは、フライト中に怪我をして休職をした時でした。その後、怪我をきっかけに、退職。コーチングや研修講師をするなかで、”全ての基本はカラダ(=食べもの)“、”まともなものを食べないとまともな思考にならない“という思いが実感を伴ってどんどん強くなっていきました。
そんな折、知人からの紹介で、姉とともに1期生のお声がけをいただき、マイスターになりました。

きせきの食卓を作るきっかけと、大事にされていることは?

休日のランチにはオリジナルのきせきのスープが!これはぜひお店で。

休日のランチにはオリジナルのきせきのスープが!これはぜひお店で。

女子会や子ども連れもでも気兼ねなく、こころにも目にも優しい食卓ですね。

女子会や子ども連れもでも気兼ねなく、こころにも目にも優しい食卓ですね。

ホームページにも書かせていただいているのですが、“毎日食べたい!がここにある♪”という、場の提供をしていきたと考えています。
カフェダイニングのオープンは、主人の経営するヨガスタジオの新しい店舗展開としてでした。なにしろ、急展開での出店決定で、乳飲み子抱えてできることなんて限られているし、コンセプト提供と、メニュー提供くらいのつもりでいたのですが、結局、仕入れから備品の購入、調理まで、全てに関わることになりました。

無農薬無肥料石臼挽き古代小麦を使ったピーナッツクランチのマフィン

無農薬無肥料石臼挽き古代小麦を使ったピーナッツクランチのマフィン

『カラダは食べたものでできている。食べものはいのちでできている。命はいのちに支えられている。健康は目的ではなく、手段。多くのいのちに支えられている命を活かし、好きなことをして、ご縁のある方々に喜ばれて毎日を楽しく生きる♪そのためには、健康な方がいい。

便利・簡単・手軽 << 手間・ひま・愛情

次の世代、その次の世代さらにその先にも、安全安心・美味しい・楽しい・ありがたい!を伝えたい。だから、手間ひま愛情は惜しみません♪
『小さな僖びを積むことができる人に僖積(きせき)が起きる☆』これがコンセプトです。
素人が飲食に初挑戦して、大きなトラブルなく半年を迎えたのも、僖積(きせき)の結晶です。スタッフに恵まれ、生産者さんとの出会いに恵まれ、お客様に恵まれこんなにしあわせなことはないなと思います。

一方で、少なくとも1歳になるまでは、子育てに専念したいと、本業の講師のオファーはお断りしている状況なのに、なぜ???と、授乳で細切れ睡眠が続くなか、夜中に一人で泣きながら仕入れの確認し、こんなはずじゃなかった…と、寝ている主人に文句を言って(笑)とにかく、オープンから3ヶ月ぐらいは心身ともにギリギリでした。
母が実家から泊まりこみでサポートしてくれたおかげで、なんとか生きている状態でした。

思いや願いよりも、現実が先行しているのは、こだわりを手放す状況に追い込まれたからだろうと思います。自分が主体的にしたいことだと、良くも悪くも思いが強すぎて思いにガンジガラメになって身動きがとれなくなることがあると思うのですが、主人の事業で、最終決定権は自分にない、という単純な事実が、現実をサクサクと動かし、結果、乳飲み子を抱えてカフェダイニングをプロデュースしているという現実をうんだのだと思うのです。

手放すこと、諦めること、そして、感謝すること。主となるコンセプトさえブレなければ、それができるし、その方が現実は展開していく。もちろん、まだまだ発展途上ですが、伸びしろたっぷり♪とブライトサイドを見ることにしています。毎週かわるメニューを作りながら、まずスタッフが「美味しそ~!」「食べた~い!」といって、楽しんで一緒お店をつくっていってくれるのも、うれしい限りです。大事なのは”感謝の行動“であること。講師の仕事をしていただけでは氣付けなかった、飲食の現場感、生きた学びになりましたし、成長機会をいただいたのだなと思います。

出産とともに変わったことや、お子さんに伝えて行きたいこと。未来の子ども達に伝えていきたいことを教えてください。

おんぶして調理する真理子さん!内から湧くパワーに支えられているそう。

おんぶして調理する真理子さん!内から湧くパワーに支えられているそう。

ヨガスタジオの運営をしている会社を経営している主人と40歳でスピード結婚し、半年で自然妊娠。24時間を自分のためだけに使っていた独身時代の生活とは、何もかもが一変しました。
もともと料理好きで、穀物菜食だったこともあるくらい自然派。自分にとっては自然なことでも、“カラダに必要なものを環境に配慮してしっかり選んで、料理してありがたくいただく”というのは、ヘタをすると、神経質というか、エキセントリックな人と思われかねないんだなぁと感じていたのですが、妊娠するとそれが必要で当然の選択!と、周りの反応も全く変わったように思えました。(実際には自分の意識が変わったのかもしれませんが・・・)なので、妊娠出産を経て、楽になったなと思います。それに続いて、授乳期の母親の食べもの、離乳食、これからずっと、“食べることは生きること”の意識を明確にして、娘に、次世代に伝えていくことにエネルギーを注いでいくだろうなと思います。お店のオープンは、その想いをカタチにするフィールドを思いがけず与えられた感じですね。
何をどうやって食べて(獲って)生きていくのか?それを伝えるのが子育ての基本!と思っているので、姉妹で師匠!と仰いでいる岡山のお宿”WaRa“の船越康弘さんのおことばを借りれば、「進化の過程で勝ち得た食性」に従って、便利・簡単・手軽よりも手間ひま愛情!を大切にしていきたいと思います。
お店には、電磁調理器は置いていませんし、洗剤も環境に配慮したものです。その上で、無農薬無肥料・オーガニック・古来種といった食の選択をしています。いまは、“こだわりの”食材と言われますが、手間ひまのかかる農法で作物を作ってくださっている生産者さんたちを買い支えることも含めて、それが一般的なことになっていったらいいなと思います。
いのちをいただくことで命を繋いでいる、その圧倒的な事実を念頭に、奇をてらわず、一つひとつ丁寧に。生かされていることに感謝して、娘とともにお店も自分も日々是成長を目指します。

いかがでしたか?マイスター真理子さんの印象は優しく菩薩様のような笑顔ですが、そこはやっぱり人間。いろいろ大変なご苦労もあったのですね。
それでも、「手放すこと、諦めること、そして、感謝すること。主となるコンセプトさえブレなければ大丈夫。」というお話しはとても印象的でした。

横浜・元町にお近くにお寄りの際にはぜひお立ち寄りください。
きせきの食卓
http://kisekicafe.com/

元町中華街駅から徒歩5分。ワインショップ、エノテカさんの入っているビルの3階です。

元町中華街駅から徒歩5分。ワインショップ、エノテカさんの入っているビルの3階です。