2016.6.18 土曜日

【レポート】食への本能回帰と自然の強さ・美しさに圧倒される! 駒ヶ根アンチエイジンググランピング報告:前編


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2016年5月28〜29日開催
(社)日本アンチエイジングフード協会理事長 白澤卓二先生と行く
「GO!駒ケ根アンチエイジング・グランピング」

グランピングとは?駒ヶ根ってどんなところ?

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グランピングとは「グラマラス・キャンプ」のこと。
今、欧米でも大変人気のあるゴージャスなキャンプとして人気が急上昇中です。
社)日本アンチエイジングフード協会では、都会にいると忘れそうになる、食へのサバイバル本能や自然との語らい・感動を味わうためにこの企画を決行!
長野県駒ヶ根市に向かいました。
駒ケ根市は、南信州・伊那谷にある、西に中央アルプス、東に南アルプスに囲まれた絶景を望むところにあります。
食・命と身近に触れ合える体験メニューの数々を実践できましたのでご報告いたします。
これこそ本当のグラマラス!

岩魚、ヤマメのつかみ取りでランチを!

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見てください!軍手で岩魚と山女をつかみ取り。
参加者全員で魚が放流された川で、食の収穫を体験。
冷たい水で絶対につかみ取りは無理と思っていましたが、慣れてくると意外や魚との知恵比べの感もあります。
網の助けも借りました。

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獲った魚を竹で作った串で指す串うちも体験です。
新鮮でぬめりのある川魚を前に、最初は皆がなかなかの苦戦ぶり。
でも食に積極的なメンバーは果敢に挑戦し、つかみ取りと同じく徐々にコツを習得していきます。

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そして塩をふり、炭火焼に…。
火加減にもやはりコツがいることを学びました。

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食べられる野草と山菜摘み

一方、食べられる野草を収穫し天ぷらにすることも体験です。
キャンプ場周辺には自生している草がたくさんあり、これらは雑草ではなく食べられるものでした。

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勢いよく伸びているヨモギのやらわかい穂先を摘みます。
蓬餅など和菓子に使うイメージが強いのですが、そのまま天ぷらにしてみると、ほろ苦さと香味のある最高な食材に!

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イタドリだっておいしく天ぷらにして食べます!
ほのかに酸味があり、野趣あふれる風味で本当においしい!

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山野の木々に絡みついて生えるニセアカシヤ。
マメ科のつる植物で、野生のミツバチは白い花の蜜を好んで集めます。

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その花を天ぷらにしてみると…、ほんのりとした甘さと花の香りが感じられて、まるで上品なスイーツのようでした。

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高級レストラン以上!?素敵なテーブルセッティングでランチを♪

野外のBBQ場には、野生の藤をあしらった素敵なテーブルセッティング。
お皿は青々と美しい棒葉です
この美しいセッティングに、参加者から思わず感動のため息が…。

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みなで掴み取った魚の串焼き、そして信州のおやきが置かれています。
このおやきは、アンチエイジング食材である菊芋が入っているスペシャルメニュー。
これに信州ならではの根曲がり竹の味噌汁と、みなでとった野草天ぷらが並びます。

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フキ味噌や山椒味噌を乗せたおにぎりが配られると、みなの手がどんどん伸びていきます。
中には「お味噌おかわり!」と言って、焼き魚につけて食べる人も(笑)
美味しい食への興味はこんな場面でも尽きません。

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朝早くから動き回ったのでマイスターの皆さん、食への感謝も忘れがちになりそうな瞬間です。
もちろん魚だってひとり3本くらい食べきってしまうほどの人気です。

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雪解け水の上でカヌー&サップ(SAP)体験

お腹も満たされ、さあ次はカヌーもとサップの体験です。
日本アルプスの雪解け水の湖水へ向かいます。
澄み切った水は、もし落ちたらとても冷たそう…。
マイスターたちはちょっと緊張ぎみ。
ですがここでもマイスターのサバイバル本能に火が付き、レクチャーの後は次々と湖面に滑り出していきました。

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カヌーもサップも体幹のバランスがないと難しいもの。
アンチエイジングでは骨と筋肉のバランス、脳との関係もありますから、このアクティビティは意外にもアンチエイジング能力を試されるものなのです。

お馴染みのカヌー。
かなり余裕で漕いでいますね。
でも実は、進む方向をしっかり定めるには櫂をこぐ左右の力の繊細な調整が必要です。
慣れてくると周囲の風景を眺める余裕もできて、澄み切った湖面からの景色はとても新鮮でした。

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これがサップ。
歴史的にも古代からある水上移動方法です。
簡単そうに見えますが、実はかなりのバランス感覚が必要となります。

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ちなみにサップでは一人も湖に落ちなかったのです。
ただ、最後に1名がサップから降りるときにポチャンしましたが…。
やはりマイスター達の体幹は鍛えられていた!ということでしょうか!

この後白澤卓二理事長の駒ケ根セミナーがありました。
セミナーの様子は別途報告いたします。

フレンチ風前菜に小鹿ジビエ!ポリフェノールたっぷりワインでグラマラスアンチエイジング

ディナーのメインは子鹿ジビエを用意していただけるとのこと。
一体、どんな形で供されるのか…。
鹿ジビエ料理のプロ、伊那からの出張料理で「ざんざ亭」の長谷部さんがアレンジしてくれました。

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うっ、うわ~。これ子鹿さん一頭分です。
炭火で焼いても相当な時間がかかります。
これに食らいつくもよし、アレンジソースにくぐらせるもよしです。
ちなみに川沿いでこんな感じにアレンジ。
前菜から鹿尽くしでかなりおしゃれです。

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それはそれは盛り上がるでしょうのカンパイです。
信州のワイナリーで作られたポリフェノールたっぷりのワインもふるまわれました。
暗くなり川風が涼しくなってきたころに、キャンプファイヤーの明かりと暖かさが席に花を添えます。
駒ヶ根市長にもご参加いただき、これからの南信州の食と健康、そしてこの自然との融合の方法をこれから日本アンチエイジングフード協会と考えていく、そんなスタートを切った1日でありました。

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宴の後はゆっくりと温泉につかり、ログハウスの木の香りの中で熟睡し、一日の疲れを癒します。
いよいよ翌日はメインイベントでもある千畳敷トレッキングに向かいます!

続きは後編へ!

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