2020.3.18 水曜日

認知症 アルツハイマー予防の食事術 その10 避けたほうがよい食品「小麦製品」「加工食品」「乳製品」


アルツハイマー予防の食事の続きです。
今回は避けたほうが良い食品についてです。「小麦製品」「加工食品」「乳製品」
などがそれにあたります。

図1

小麦製品

糖質過多の食事は炎症を誘発します。
食事で糖質をとると血液中で糖とタンパクが結びついてAGE(終末糖化物質)が作られることになります。このAGEが増えると体内の炎症がどんどん活性化してアルツハイマーのリスクは高まります。
またアルツハイマー病はインスリン抵抗性と関係が強く、糖質の過剰摂取はインスリンの異常も招きます。さらに小麦製品はグルテンの弊害もリスクに加わるのでできるだけ食べないようにしましょう。

加工食品

添加物が心配だったり使用されている食材の肉や魚の品質においても目にみえにくいというリスクがあります。添加物は1種類ではなく複数混じっており、長期間摂取していると思わぬ弊害を招く危険があります。
食材はなるべく目にみえている肉、魚を選びその品質においても注意して買い物をするようにしましょう。

乳製品

牧草牛の乳製品を探してとるようにしましょう。実際には入手が難しいですのですが、穀物を食べて育った牛の乳製品はオメガ6が多いことが報告されています。また乳糖不耐症が多い日本人では腸で吸収がしにくい人も多いので注意が必要です。
カルシウムの摂取が少なくなるのでは?と心配な方は小魚やさくらエビなどでも十分摂取量がまかなえまることを知っておきましょう。

参考書籍

Dr.白澤のアルツハイマー革命 ぼけた脳がよみがえる