2020.4.13 月曜日

認知症 アルツハイマー予防の食事術 その12 番外編 運動とごきげん術


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アルツハイマー予防の食事の続きです。
今回からは食事術以外にも重要なライフスタイルのこと。
意外と見落されがちなところではありますが、日々ちょっとの意識でできることがありますからお付き合いください。

以下の5点に注目してみましょう。
まずはわかってはいるけれど年齢とともになかなかできない習慣化できない運動です。
運動は実は脳トレにもなります。
またごきげん術も重要。趣味や興味が共通する仲間とのおしゃべりやお茶をともにするだけでも気分転換になりますね。

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運動が脳トレになる

運動が認知機能の低下を防ぐことはたくさんの研究で明らかになっています。運動を効果的な脳トレという研究者もいるほどです。アメリカの研究では55歳から80歳の男女を対象として有酸素運動で海馬の神経細胞が増えることがわかりました。1日40分の有酸素運動を半年間実行してみたところ、海馬の容量は2%も増えていたということです。
(出典:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21282661

なかなか良いことはわかっていても「しなければならない」となると一気にやる気も半減してしまうのは誰でも同じかもしれません。年齢とともに運動の種類は変えても「ゆるゆる運動でいいや」くらいの気持ちで取り組み始めるのも良いかもしれません。

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ストレスをためないごきげん術をみにつけよう

長寿の方は皆ごきげんです。いやなことは忘れて前向きでポジティブに生きる術がとてもお上手です。
過度なストレスは脳の大敵です。神経細胞からアドレナリンやドーパミンといった神経伝達物質がでていますがこれらがストレスの増大により出過ぎると神経細胞のネットワークが低下します。またストレスを受けるとコルチゾールというホルモンがでて脳にダメージ、萎縮を与えます。

一方で社会性を保つ程度のはりあい、頼りにされるというような軽いストレスは重要です。脳にとってはストレスがまったくないというのも考えもの。できるだけ社会活動に参加するとか若者の友人を持つというような世代を超えた社会性を持つのもいいでしょう

参考書籍

Dr.白澤のアルツハイマー革命 ぼけた脳がよみがえる

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