2018.7.30 月曜日

シリーズ:【食と予防医療 読むだけ講座】 ~食を学んで病を寄せ付けないために~第1回「老化のメカニズム」


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心身ともに健康で若々しくあるために、まずは老化や病気の仕組みを知ることはとっても大切ですね。
「老化を遅らせ、病気から身を守る食べものと食べ方=アンチエイジングフード」について社)日本アンチエイジングフード協会のBASIC、ADVANCEDのテキストの中からテーマを選び、【食と予防医療 読むだけ講座】をこれから連載で皆様にお届け致します。

第1回 老化のメカニズム

いきなりですが質問です。

Q.1老化を抑制する方法として正しくないものは?
A.:長寿遺伝子の活性 B:酸化や糖化の抑制 C:テロメアの短縮

そんな難問いきなりですか?とお叱りの声も聞こえてきます、ちょっと難しいですね。
すみません。健康長寿を気にする方なら、一度は聞いたことのある〈テロメア〉という言葉も出てきました。でも初めての方でも大丈夫です。ちょと考えてみましょう。
回答は、C:テロメアの短縮です。

どうして人によって見た目年齢が異なるの?
老化を促進するメカニズム、防ぐメカニズムについて

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老化の原因は、すべてわかっているわけではありません。
現在は、DNAに老化のスケジュールが予め組み込まれているとする「遺伝子プログラム説」と、様々な有害物質によりDNAや細胞が傷付けられるうちに老化につながるという「エラー蓄積説」の2つの原因説があげられています。しかし最新の研究は日進月歩で進められていますので新たな考え方がいくつも出てくることが考えられます。

誰もが老化することを考えると、老化そのものは遺伝子に組み込まれていると考えるのが自然でしょう。しかし、同じ遺伝子を持つ双子でも見た目の老化速度に個人差があることから、環境や食生活などの後天的な要素のほうが大きく影響しているのではと考えられています。
私たちの体を形づくる37兆個の細胞ですが生きている限り細胞分裂を繰り返します。これに深く関わっているのが、細胞の染色体の端にあるテロメアです。
塩基という化学物質ですが細胞が分裂するたびに少しずつ数が減り、テロメアは短くなってしまうのです。たとえば、DNAの端にあるテロメアは細胞分裂の度に短くなり、それがなくなると細胞死に至ります。
でも細胞が死んでも新たな細胞で補完されることから、老化に直結しているわけではありませんが、テロメアが短いほど老化が進み、寿命が短いことも実験から証明されています。

つまり、ストレスや有害物質、酸化や糖化によって細胞が必要以上に壊されると、老化速度が速まり、病気の原因にもなる可能性があるというわけです。

他には、もともと保有する長寿遺伝子が肥満や運動不足などから活性化しずらかったり、生体活動を支えるホルモンの異常、外部からの刺激から体を守る免疫力の低下など阻害する要因は実にさまざまに考えられます。
それらの様々な要因に対し「食事」による栄養摂取が大きく関与していることは明らかといえるでしょう。


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