2018.8.6 月曜日

シリーズ:【食と予防医療 読むだけ講座】 ~食を学んで病を寄せ付けないために~第2回「糖化のこと」


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心身ともに健康で若々しくあるために、まずは老化や病気の仕組みを知ることはとっても大切ですね。
「老化を遅らせ、病気から身を守る食べものと食べ方=アンチエイジングフード」について社)日本アンチエイジングフード協会のBASIC、ADVANCEDのテキストの中からテーマを選んで、【食と予防医療 読むだけ講座】を連載で皆様にお届けしています。

第2回 糖化のこと

いきなりですが質問です。
Q.:糖化を最も起こしやすい食べ方は?
A.:様々な種類の糖質を摂る B:糖質の高いものを一気に食べる C:時間をかけて食べる

さあ、どれでしょう?
答えはBでした。そもそもどうして甘い物や糖質がよくないと言われているのか、あなたはすぐに説明してあげることができますか?

どうして甘いモノやパン、ケーキなど糖質の摂り過ぎが、
アンチエイジングによくないと言われるの?

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老化を促進する原因として、糖化による細胞の損傷が注目されています。
人間の体は、食事などで血糖値が上がるとインスリンというホルモンを出して、血糖値を下げようとします。しかし、あまりに急であったり、長時間高血糖状態が続いたりすると、処理できずに残った糖が、体内のたんぱく質と結びつきます。これが「糖化」です。

糖化したたんぱく質は褐色に変化したり、硬くなったりして、本来の機能が失われます。
特にお肌のコラーゲンや目の中の水晶体蛋白クリスタリンなど、寿命の長いたんぱく質ほど大きな影響を受けることになります。
たとえば白内障は老化が原因とされていますが、特に血糖が高い状況ではこの現象がより早く進みます。また肌のコラーゲンが糖化すれば、くすみやたるみの原因にもなります。女性にとってもお肌の糖化は避けておきたいものです。
他にも、血管の弾力が失われて動脈硬化を促進したり、軟骨組織がもろくなって骨折しやすくなったり、様々な部分に大きな影響を与えます。

糖化を防ぐためには、急激に血糖値を上げないように食品や食べ方を工夫し、糖質そのものを多量に摂り過ぎないようにすることが大切です。
特に加工品の糖質は避け、食事の中で食物繊維や様々な栄養素と合わせて食べるように、食べる順番も最後にするなど工夫をしたいものです。


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