2018.9.3 月曜日

シリーズ:【食と予防医療 読むだけ講座】 ~食を学んで病を寄せ付けないために~第6回「糖質中毒って?」


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心身ともに健康で若々しくあるために、まずは老化や病気の仕組みを知ることはとっても大切ですね。
「老化を遅らせ、病気から身を守る食べものと食べ方=アンチエイジングフード」について社)日本アンチエイジングフード協会のBASIC、ADVANCEDのテキストの中から毎回テーマを選んで、【食と予防医療 読むだけ講座】を連載で皆様にお届けしています。

第6回「糖質中毒って?」

いきなりですが問題です。

Q:甘いモノや炭水化物を多量に取りたくなる「糖質中毒」とは?
A:もっともっと甘いものが欲しくなる B:眠くなる C:元気になる

答えは、う~ん。A:もっともっと甘いもの欲しくなるが正解ですが、実はB:眠くなる、も間違いではありませんね。Cも一時的には元気になるかもしれませんが、その反動で疲れやすさを感じる人もいるようです。

精製された糖質はアンチエイジングの敵
それでも摂り過ぎてしまう恐怖のメカニズムとは?

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第2回でアンチエイジングのためには、糖質を摂り過ぎないことが有効であることをご紹介しましたが、それでも「どうしてもやめられない」という人は少なくありません。そんな方はもしかすると「糖質中毒」を引き起こしているのかもしれません。

日本人の半数以上が糖質中毒にある可能性があるといわれています。その原因の1つが加工品の菓子パンやサンドイッチなど糖質中心の「買ってすぐに食べられる食品」やクッキーやチョコレート、菓子類の摂取過多があげられるでしょう。また精製してビタミンやミネラルを削ぎ落とされた「白米」にも注意が必要です。どんぶりもの一品で他に副菜がない場合などは、食事全体に占める糖質の割合が多くなってしまうので注意をすべきでしょう。
これらは一気に食べることで急激に血糖値が高まり、糖化を進めるだけでなく、中毒になる危険性が高まります。

糖質中毒のメカニズムには、「ドーパミン」や「エンドルフィン」などの脳内物質が関与しています。それぞれ快楽報酬、脳内麻薬と呼ばれ、適度に出るのであればアンチエイジングには有効です。しかし、過剰な糖質によって刺激され、大量に出続けると次第にコントロールできなくなり、少しでも血糖値が低くなると脳が強く要求するようになります。つまりは糖への依存症になってしまうというわけです。

甘いスイーツを食べると「幸せな気分」になりますが、依存度が高まると、糖質が少しでも不足するとイライラしたり、気分が沈んだりするようになります。
結果、食べ過ぎて糖化が促進されてしまいます。
食事における糖質の割合を意識して低くして、他の野菜、海藻類、タンパク質などを意識して摂るようにしましょう。


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