2020.12.22 火曜日

シリーズ環境汚染物質講座その12身体のデトックスの機能とは


様々な環境汚染物質から私たちを守るためにがんばってくれている臓器があります。
それは肝臓です。
その12①

肝臓は、腹部の右上に位置する体内で最も大きな臓器です。糖質、脂質、タンパク質の代謝、消化を助ける胆汁(たんじゅう)の生成、アルコールの分解、化学物質の解毒など、たくさんの役割を担っています。まさに化学工場といわれる所以です。
消化管をへて血中にはいった有害金属類は肝臓をとおり全身をめぐります。肝臓を通過する際に、代謝と解毒作用などの化学反応を受けて、構造を変えてしまうこともあります。
一方、肺から有害金属類がはいった場合は肝臓を通らずそのまま心臓をとおり血液を循環する場合がありますので曲者です。
血液にはいった金属類は全身をめぐって、肝臓、腎臓、骨、髪の毛、脳などそれぞれ吸収されやすい臓器に蓄積されるか対外に排出されていきます。
この中で、肝臓と腎臓にはほぼすべての金属があつまり蓄積するほか、骨も金属特に鉛などが蓄積されやすいと言われています。
種類によっては体内から排出されるのに数年以上かかるものもあり、微量ではあっても蓄積による影響は懸念されるところです。

私たちの体を守るために、あらためて肝臓という臓器の働きを知り解毒の助けする食事や栄養を摂取することは毎日できるデトックスでもあります。

その12②

私たちの体の排出機能にも注目してみましょう。実は便、尿、汗で98%排出しています。
このようなデトックス機能を十分に働かせるには腸内環境を整えることが重要です。
近年、多いに着目されている臓器ですがここでもおおいに活躍しています。

シンプルですが、水分をしっかり摂取することもデトックス機能を高めます。
また年齢とともに運動が少なくなりがちですが意識して軽い運動を心がけましょう。その場で軽く飛び上がる運動はリンパの流れを改善し、老廃物を輩出しやすくなります。