2020.1.20 月曜日

認知症 アルツハイマー予防の食事術 その4 いつ何を食べてどう生活するか


今すぐチェックしてみよう

アルツハイマーや認知症の予防には普段の生活習慣や何を食べているかなど気をつけるポイントがあります。

「炎症」「栄養不足」「毒物」の多くは食事由来ですから基本は炎症をもたらす食べものや毒物を避け必要な栄養素をしっかりとり解毒作用、抗炎症作用の食べものを積極的に取ることです。

下記に今すぐチェックしたほうが良いことを揚げてみました。
ひとつひとつクリアして避けれる場合は避けましょう。特に口腔内のケアについては意識されていない場合も多いので注意が必要です。

図1

図2

服用している薬、睡眠薬(ベンゾジアゼピン系)、抗鬱薬、スタチン、プロトンポンプ阻害薬、抗ヒスタミン剤はできるだけ避けたほうが賢明です。

お酒も赤ワインならグラス2杯程度までと心がけましょう。

たばこを吸っている人はいますぐやめましょう。

歯周炎がある人は治療を始めましょう。口の中?と不思議に思う人もいるかもしれませんが健康長寿はまず体内への入り口、口の中からと考えるべきです。基本は歯磨きですが朝、起きたとき食事の前に歯磨きをする習慣も日常化しましょう。
歯にアマルガムの詰め物をしている人は水銀を摂取してしまう可能性が高いので除去しましょう。

避けたほうが良い食事にトランス脂肪酸があります。糖質過多の食事については努力している人も多くなりましたが、加工食品、超加工食品については便利なためについつい毎日摂取してしまう人も多いでしょう。油や調味料なども目に見えるものを使用し1日1回は自炊する習慣を身に着けたいものです。

炎症をおこしがちな高齢者の腸

日本でもすこしずつ認知されはじめてきた「腸管漏出症候群(リーキーガット)」
リーキーガットとは腸の粘膜が炎症をおこし、病原菌や有害金属、消化されていない食物、毒素などが直接血液中に取りこまれやすくなっている状態です。

この状態が続くと腸に炎症がおこりアルツハイマーのリスクが高まってしまいます。
リーキーガットの人の腸内環境も良くなりません。腸内に悪玉菌が増えて免疫力の低下にもつながります。

 

参考書籍

Dr.白澤のアルツハイマー革命 ぼけた脳がよみがえる