2020.10.27 火曜日

シリーズ環境汚染物質講座その4
化学物質を読み取る習慣を身に着ける、化学物質を調べてみる。


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まずは私達の暮らしの中で、化学物質の情報を読み取る習慣をつけましょう。
表示は私達にとって大事な情報源ですが、実は製品によって基準も内容もバラバラなのです。
様々な法律や自主基準の対象の製品などもあり規制の対象からはみだしてしまっている製品もあるのです。
例えば、フッ素加工や難燃材は幅広い製品に使われていますが、化学物質や加工側からの基準がないのです。
「表面加工」という欄に、「フッ素樹脂塗膜加工」と書かれている鍋や湯沸かしなどは具体的な物質名がわかりません。

どんなことが表示されているの?

表示を見る際に注視するべきは、成分、液性、表面加工、毒性といった、含まれている化学物質についての情報と使用、取扱いの注意です。
上の図は接着剤の表示の例ですが、成分の欄を見るとこの接着剤が、塩化ビニル樹脂、ウレタン樹脂、有機溶剤からできていることがわかります。
さらに有機溶剤の物質名もアセトン、酢酸ブチル、メチルイソチブチルケトンと特定できます。
ある発がん性物質に暴露することが原因ともいわれています。

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環境省の化学物質情報検索支援システム「ケミココ」というサイトがあります。
ここで聴きなれない、「メチルイソブチルケトン」と入力してみます。
詳しい情報はこちらから調べることもできますので、便利です。

さらに知りたい人のためにMSDS(化学物質等安全データシート)もあります。

化学物質の名前や性質、毒性取扱い上の注意がかかれた書類です。
化学物質を安全に管理するために、開発から廃棄までのすべての段かで情報が伝えられるよう義務つけた制度です。
事業者間の間で使用されています、請求すれば消費者にも提供されます。
ネットで公開している企業もあります。

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