2016.6.18 土曜日
【レポート】食への本能回帰と自然の強さ・美しさに圧倒される! 駒ヶ根アンチエイジンググランピング報告:後編
2016年5月28〜29日開催
(社)日本アンチエイジングフード協会理事長 白澤卓二先生と行く
「GO!駒ケ根アンチエイジング・グランピング」
2日目の朝は、オーガニックブレックファーストから
都会とは違うひんやりと心地よい初夏の朝。
朝食が用意されているオープンスペースへ向かうと、そこにはかわいらしいテーブルセッティングがしてありました。
駒ヶ根市中沢から、「中沢食堂」さんがケータリングで駆けつけてくれたのです。
中沢には河童伝説があるそうで、かわいらしい河童くんがケータリング車に描かれています。
朝からしっかりお腹を空かせたマイスターたちは、新鮮なオーガニック野菜たっぷりのメニューに大歓声。
ここでもまた、争奪戦に勝つのは女性メンバーです…。
盛りだくさんなメニューの一部をご紹介。
駒ヶ根ならではの黒ニンニクや山菜を使ったアイディアレシピです。
そしてデザートは、なんとフキのケーキ&アイスクリーム!
最後まで食べる人を飽きさせない工夫に満ちた、心のこもった朝食を堪能させていただきました。
一気に標高2615mまで!眼下には絶景
お腹を満たし、いよいよ千畳敷へ向かいます。
この日は快晴。
途上から、行く先の山頂が少しだけ顔をのぞか せているのが見えました。
この美しい緑の森の中を、くねくねの山道に沿ってバスで30分揺られながら登っていきます。
ロープウェイの発着駅である「しらび平駅」です。
期待と不安で少しドキドキ。
これから一気にロープウェイで標高2612mまで登ります。
今回はGPS機能付きのパルセンスで計測をしながらという実験もかねています。
こちらの駅で計測の設定をして、酸素濃度が急激に変わることが身体にどのような影響を及ぼすかデータを取ります。
さて、ロープウェイに乗り込み、いざ出発。
想像以上の速さで登っていきます。
山並みの向うには雲海と絶景。
どうやらマイスターの中に高所恐怖症の人はいなかったようですが、それでも少し足がすくんでしまうような体験でした。
さて、日本最高所の駅に到着しました!
これからいよいよトレッキングです。
千畳敷トレッキング、スタート!
まずは一同集まり、白澤先生より高所での心拍とストレスの話を伺います。
前日の講演会では、史上最高齢でエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎さんについての話がありました。
また白澤先生はみずから何度も富士登山を経験しており、具体的な講義によりマイスターたちの理解がより深まります。
トレッキングのガイドと安全をサポートしていただく山岳協会理事長、登山のプロフェッショナルと共に記念撮影をしてから、いざ出発!
まだまだ雪が残る千畳敷。
2万年前、氷河期の氷で削り取られたお椀型の地形である千畳敷カールは岩の形は様々。
足元の石がかなり大きく、バランスを取ながら歩くのが難しいのです。
澄んだ雪解け水が鏡のように山並みと残雪を映しています。
この日は本当に素晴らしいギフトともいえる晴天でした。
岩場の次は、残雪が残るエリアへ。
白澤先生のお話しの影響か全員、三浦雄一郎さんのパーティー気分です。
慣れない雪に足を取られながら進みます。
この日は遠くに富士山が見え、眼下には下界の街並みも見えるという一年を通してもめずらしい絶好の登山
日和でした。
後ろを見上げると紺碧の青と緑、そして雪の白。
素晴らしい景色がみえます。
2回目の集合写真は「千畳敷カール」ポイントで記念撮影。
酸素濃度の低い標高2615mで心拍数もかなりあがりましたが、気分がハイになっているせいか誰も調子を壊す人はいませんでした。
高所でココナッツカレーランチ♪
無事に駅へ戻り、運動の疲れと安堵でお腹がすいてきました。
いよいよ次は高山でいただく特別メニューのココナツカレー@アンチエイジングフード協会バージョンです。
ホテル千畳敷の気鋭の佐々木料理長のチャレンジが、ココナツオイルをアレンジしたカレーです。
ライスは玄米ご飯でヘルシーに。
トッピングは昨日に引き続き鹿ジビエでした。
付け合わせのラディッシュピクルスが美味しい口直しとなります。
最後にはココナッツオイル入りコーヒーがふるまわれました。
残雪残る高山で、素敵なおもてなしをしていただきました。
このカレーは、白澤先生スペシャルとしてレストランでのメニュー入りも検討されるようです。
先生とシェフで記念撮影。
グランピング無事終了!お疲れ様でした
愉しく燃えたキャンプもこれで終了。
今回の企画をしてくれたリーダーマイスターと滝田さんと駒ケ根市の皆さんにお礼をして終了です。
次回、また企画する機会があればぜひ皆さん参加しましょう。
自然に触れ、美味しいものを食べ、普段はできない体験をする、まさに「食事」「運動」「生きがい」が感じられる体験を、今後もご用意していこうと思います。