2016.12.9 金曜日
うつや原因不明の体調不良、お子さんに与えているもの食べものが原因かもしれない! ~「遅延型フードアレルギー」を調べてみよう~
子どものアレルギーと聞くと、じんましんや咳、・鼻水、目のかゆみ、ひどい時にはアナフィラキシーショックなど、急激に起きる症状を想像しがちです。
でも、何を調べても原因がわからず「なんとなく調子が悪い」、子どもの精神状態が安定しない、アトピーやアレルギーの症状に悩まされるなどの症状が続く場合は食べものが原因の「遅発型フードアレルギー」かもしれません。
食べ物に含まれる何らかの物質(抗原)に対し、免疫反応が起こる疾患を「食物アレルギー」と言います。一般的には、急激に症状が現れる「即時型フー ドアレルギー」を考えがちですが、ゆっくりと炎症が続いて慢性的な不調につながる「遅発型フードアレルギー」もあることが、近年になって注目されるように なりました 。
大人だけでなく、子どもにもこれらの不調はカラダからの「SOSシグナル」。長期間放置し続けることでカラダへの 負担となり、間接的に大きな病気を引き起こす原因にもなりかねません。子どもが大好きだからといって小麦製品や乳製品を与え続けていることでこの不調を悪化させているかもしれないのです。
そこで、即時型アレルギーはもちろん、遅発型アレルギーについても自分のカラダの中で起きていることを調査し、陽性だった場合は、原因 となった食べ物を避けるなどの対応が必要です。子どもにとって好きな食べ物を我慢するのは、ちょっと厳しいかもしれませんが、それもほんの数ヶ月。健康で若々しく行きて いくためにも、今のその不調を取り除きましょう。
ここでは、遅発性フードアレルギーの仕組みやアレルゲンの特定方法、除去食のやり方までをダイジェストで紹介します。
SK医師のコメント。
「マックは9歳の男の子で、人懐っこく、学校でも部活でも家でも活動的な子供です。しかし、6歳から消耗的な片頭痛に悩まされています。頭痛が起きると、嘔吐を抑えるためにフェヌグレンを飲んでいます。《中略》マックの頭痛のひどさと頻度が彼の家族にも大きな影響を与えています。家族の予定や集まりは完全に彼の調子次第であり、頭痛がいきなり起きればキャンセルになりました。車で移動するだけでも頭痛が起きるため、車を道端で停めて、頭痛が治まるのを親が待っていたことも多くありました。」1ヶ月後にフォローアップを行ったところ、頭痛はたった2回しか起きておらず、かつ、両方とも45分程度のもので、薬は必要としませんでした。 顔色も違うことに気づきました。以前になかったつやと輝きがありました。モンタナ州からカリフォルニア州までのドライブもしましたが、一度も頭痛が起きませんでした。マックの家族も以前よりずっとリラックス出来るようになり、彼に対する心配が少なくなりました。マックは7ヶ月間、アレルギー反応の高くでた乳製品と卵を除去し、片頭痛も完全に無くなっています。週一回、牛乳を一杯飲むようになりました。牛乳が頭痛の閾値を下げ、頭痛が再発するどうかを語るのにはまだ時期尚早です。IgG検査は、この子供の生活と家族の雰囲気に変化をもたらしてくれました。
(資料提供:アンブロシア(株))
女の子のお母様がNW医師に語ったコメント:「食物アレルギー検査後に食生活の改善を実践しての感想ですが、驚く結果が得られました。麦、乳製品と卵を除去して24時間で娘が別人に変身しました。落ち着きが出て、イライラせず、感情が爆発することがなくなりました。数日後、娘が“落ち着いて考えるのもできるようになった、授業中に集中できるようになった”と言ってくれました。娘は指示に従えるようになったことを誇りに思うようになりました。娘の目には、以前には無かった落ち着きがあることにすぐに気づきました。幼稚園の時点でこの進歩があったことを非常に嬉しく思います。幼稚園の先生も大変感動し、食生活を変えることによって、このように大きな感情の変化を見たのは初めてだとおっしゃっています。夜尿症も完全になくりました。大好物は食べられなくなりましたが、それでも、前の気持ちをもう感じたくないので食べない、と6歳の娘が言っています。助けていただきありがとうございました。毎朝目覚めては、この生まれ変わった娘を見て感動しています。」
(資料提供:(株)アンブロシア)
遅発型フードアレルギーの「慢性的な炎症」をストップ しないと、慢性的な体調不良のみならず、慢性的な肥満、大きな病気につながることも!?
上記の海外事例いかがでしたか?遅発型フードアレルギーのやっかいなところは、なかなか原因が特定できず、そもそも食べ物が原因と気づかないで長期間放置してしまうこと です。しかし、長期間アレルゲンを摂取しているということは、体内での炎症が起きているということ。それが慢性化してしまうと、症状として出てしまうわけです。
炎症が長引くということは、それを抑えようと免疫機能が活発化し、いわばフリーラジカルが発生し続けるということ。さらには炎症を抑えることを優先するため、代謝機能が落ちたり、通常の細胞修復に手が回らなくなったり、基本的なカラダの機能に影響を与えることもあります。
このアレルギー抗体は遺伝性はありません。同じ食事をしていても症状がまったくでない親子がほとんどです。原因は特定できませんが、もしあなたの子どもに原因不明の不定愁訴がでていたらぜひこの「遅延型フードアレルギー」を検査してみることをお勧めします。家族で調べてみるのもよいですね。
検査は指先の血液をほんの少しだけ、お子様にもすぐしてあげられる検査です。採血シートを郵送でおくるだけですから簡単です。
検査のお申込みはこちらから
http://www.ambrosia-kk.com/product/product_details.php?id=2
・日本人型フードパネル アレルギー検査
26,600円(税込28,728円)
資料協力:(株)アンブロシア
調べる食品(日本人パネル)
乳製品
カゼイン、チェダーチーズ、カッテージチーズ、牛乳、ホエイ(乳清)、ヨーグルト
フルーツ
リンゴ、アボカド、バナナ、網メロン、チェリー、ココナッツ、赤ブドウ(ミックス)、グレープフルーツ、キウイ、レモン、マンゴー、オレンジ、パパイヤ、モモ、パイナップル、いちご、スイカ
ナッツ・穀類
アーモンド、キドニー豆、グリンピース、大豆、さやいんげん、そば粉、カシューナッツ、トウモロコシ、小麦グルテン、緑豆、オートムギ、ピーナッツ、ピスタチオ、玄米、白米、ライムギ、ゴマ、クルミ、全粒小麦
野菜
筍、もやし、苦瓜、ブロッコリー、キャベツ、にんじん、カリフラワー、セロリ、きゅうり、ナス、ニンニク、昆布、リーキ、レタス、マッシュルーム、オリーブ(黒)、タマネギ、ピーマン、サツマイモ、ジャガイモ、かぼちゃ、ほうれん草、トマト
肉類
牛、鶏、卵白、卵黄、ラム、豚
魚介類
あわび、ハマグリ、タラ、カニ、イカ、カキ、バラフエダイ、ホタテガイ、サーモン、シーバス、エビ、マグロ
スパイス
カレーパウダー、しょうが、マスタード、黒胡椒、チリ(カイエン)、バニラ
その他
カカオ、さとうきび、コーヒー、蜂蜜、製パン用イースト、醸造用イースト
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