2018.10.1 月曜日

シリーズ:【食と予防医療 読むだけ講座】 ~食を学んで病を寄せ付けないために~
第10回「食べ過ぎと食事の質」


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心身ともに健康で若々しくあるために、まずは老化や病気の仕組みを知ることはとっても大切ですね。
「老化を遅らせ、病気から身を守る食べものと食べ方=アンチエイジングフード」について社)日本アンチエイジングフード協会のBASIC、ADVANCEDのテキストの中から毎回テーマや関連トピックを選んで、【食と予防医療 読むだけ講座】を連載で皆様にお届けしています。

第10回「食べ過ぎと食事の質」

突然ですがここで問題です。

Q:江戸時代の食生活が望ましいと考えられる理由として該当しないものは?
A:未精製の穀物が多い B:食物繊維が豊富 C:肉・乳製品が豊富

答えはC:肉・乳製品が豊富です。
これは簡単すぎましたね。江戸時代には肉を食べる習慣があった地域もありますが乳製品とともにまだまだ一般化されてはいませんでした。
玄米を中心とした主食に豊富な野菜、海藻類を天然由来の塩や味噌、醤など発酵食品などで味付けした食事でした。今の私達の食事と比べると質素すぎるようにも思えますが、玄米や野菜などから摂れるミネラルはとても豊富であり魚や大豆などから摂れるたんぱく質も決して少なくはなかったようです。
高脂肪・ケミカル食品だらけの現代と比べても身体への悪影響をもたらす要因が少なかった、そして素材そのものを食べることができた江戸時代はある意味健康維持のために注目すべき時代であるのです。

現代人はなぜ生活習慣病が多いのか?
 参考にしたい江戸時代の食生活

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現代人は「食べ過ぎ」と言われ、それが生活習慣病の原因の1つとなっており、老化を促進する原因でもあります。そして「食べ過ぎ」は、カロリーだけの話ではありません。肉製品や乳製品に多い不飽和脂肪酸などの脂肪質、砂糖や小麦などの超高糖質の食は多くの日本人が摂り過ぎの傾向にあります。
もともと脂肪質も糖質も、人間の体には必要なもの。それだけにおいしく感じられ、さらに過分に精製されていることもあり、必要量をオーバーしてしまうわけです。そこで、意識して摂り過ぎを抑え、逆に不足しがちなものを食べることが大切です。

そこで参考になるのが江戸時代の食生活です。江戸時代は、原始の狩猟・採取から農耕を経るまで長きにわたって人間が食べてきた食材が、様々な工夫や知恵によって加工され、食文化として一定完成されてきました。それでいて現在のように農薬や化学肥料、添加物、といった化学物質や、過分な精製などの人工的な加工の影響をほとんど受けていません。現在よりも穀物や塩を多く摂る傾向にあったとされますが、肉体労働が多かったことから必要量だったと伺えます。
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むしろ繊維質豊富な状態で穀物を摂取し、栄養豊富な旬の野菜を多く摂り、脂肪や糖質を控え、発酵食品を適宜摂る食生活は、現代に生きる私たちが意識すべき食生活といえるでしょう。

現代においてこの学ぶべき江戸時代の食生活を実践するためにはどうしたら良いでしょうか?
まずは主食を玄米に変え、味噌汁を飲み、調味料を豊富な発酵調味料で食すことでしょう。
また簡単にできる味噌つくりなどもおすすめです。
自分で食の中心となる調味料を作ることで自分も家族も楽しめますし食への興味もわいてきます。
化学調味料や加工品の購入を控え、台所をなるべく良質な調味料に揃えていくこともおすすめです。


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