2018.9.10 月曜日

シリーズ:【食と予防医療 読むだけ講座】 ~食を学んで病を寄せ付けないために~第7回「新型栄養失調」


Share on Facebook0Tweet about this on TwitterShare on Google+0Email this to someonePrint this page

心身ともに健康で若々しくあるために、まずは老化や病気の仕組みを知ることはとっても大切ですね。
「老化を遅らせ、病気から身を守る食べものと食べ方=アンチエイジングフード」について社)日本アンチエイジングフード協会のBASIC、ADVANCEDのテキストの中から毎回テーマを選んで、【食と予防医療 読むだけ講座】を連載で皆様にお届けしています。

第7回「新型栄養失調」

いきなりですが問題です。

Q:加工品や加工品惣菜を日常的に摂取することのリスクは?
A:カロリー不足 B:栄養不足 C:栄養過多

答えは、B:栄養不足の栄養不足です。
共働きが当たり前になった現代では食事の準備にあまり時間をかけることが難しくなっています。そのため、ついついスーパーやコンビニのパックの惣菜や揚げ物を副菜にしてしまうということがあるかもしれません。
子ども達が好きな揚げ物や肉類だけでなく、身体によさそうな小魚や漬物、野菜を中心とした惣菜にも実は栄養不足の疑いがあることがわかってきました。

加工品はできるだけ避けた食習慣を
食べているのにカロリーオーバーで栄養不足って?

aafm_img_006
コンビニやスーパーに並ぶお惣菜や加工食品は、価格も安く便利なことから利用する人も多いでしょう。しかし、そこには様々な問題が多く潜んでいます。

まず第一に、加工によって栄養価が損なわれていることがあげられます。加工食品の多くは水煮や冷凍など一次加工された食品が使われています。
たとえば、コストを抑えるために中国や東南アジアで安価な食材を仕入れ、安い人件費で何度も下茹でをして水に晒すことを繰り返します。そうした水煮食品は味付けしやすく、日持ちが良く、衛生管理も容易というメリットがあります。しかし、その結果、ビタミンやミネラルなどの微量栄養素が抜け落ち、家庭で生の素材から調理した時に比べて、接種時の栄養価が断然低くなってしまうのです。

また、加工品や惣菜には、栄養価の低い安い油が使われていることがほとんどです。栄養価の低い食材を栄養価の低い油で調理した旨味の抜けた調理品を、濃い味付けで食べやすくすることで、安価に販売することが可能になっているわけです。結果、カロリーだけが高く、栄養価が低い食品が大量に流通するということになりました。なお表示に記載されている栄養量は原材料時の栄養が記載されており、すべて摂取できるわけではないので注意が必要です。

いかがですか?
忙しい毎日ですが、目に見える素材を活用してなるべく加工や調理過程のシンプルな食卓を毎日の習慣化していきたいものです。週末に家庭で愉しみながら1週間の作り置き常備菜などを作るのもおすすめです。


さらに学びたい方、アンチエイジングフードマイスターの講座で学びませんか?

アンチエイジングフードマイスターの講座では系統だった「食と予防医療」の知識を「食と予防医療」の専門家:白澤卓二医師の解説とテキストで学ぶことができます。

特典

アンチエイジングフードマイスター講座を申込むと、受講ページ内にて理事長白澤卓二他専門家によるアーカイブセミナー動画「食と予防医療」の全シリーズ(136,080円相当)を無料で視聴できます。
一般の方用「食と予防医療」動画は1テーマずつからでも購入できます。
購入はこちらから

 

最新知識と医療の知識を得る。一歩進んだ《食の資格》を取得できます

「食と予防医療」を学ぶ、これからの時代の先を見据えた食の資格【アンチエイジングフードマイスター】。
社)日本アンチエイジングフード協会では全国どこでもネットがつながる環境ならどこでも「食と予防医療」のことについて白澤卓二医師から学べる食の資格講座を開講しています。
また資格取得後も最新情報をアップデートできるリアルなセミナー、AAFMゼミナールも開講しています。
詳しくは下記、紫のバナー「アンチエイジングフードマイスター 認定資格講座について」もご覧ください。

Share on Facebook0Tweet about this on TwitterShare on Google+0Email this to someonePrint this page