2020.6.23 火曜日
この季節だからこそ、ココナッツオイルで食養生♪
健康に気を使っている方には、もはや定番のココナッツオイル。
南の島が原産地なので、バナナ同様、カラダを冷やす食べ物だからと避けていた方も多いと思います。
たしかに、暑い国の食べ物はカラダを冷やす効果が高いものが多いのが事実。日本のように春夏秋冬の四季がある国では食べ方に気を付けたいものです。
でも、気温がぐんぐん真夏並みになってきた今だからこそ、炒め物やコーヒーに入れる以外のレシピで、免疫力をあげ脳や血管にもよい効果がたくさんのココナッツオイルはいかが?
ココナッツオイルのおススメ摂取時期は、23度以下で固体になっているオイルが透明な液体になったころと覚えておくとよいそうです。
この時期向けのレシピをご紹介する前に、ココナッツオイルの復習です♪
ココナッツオイルは、主成分はラウリン酸。ラウリン酸とは母乳の主成分です。
バージンココナッツオイルは化学溶剤などを一切使用しない天然のオイル。購入するときは、必ずオーガニック認証された、低温圧搾(コールドプレスト)のバージンココナッツオイルを選びましょう。
ココナッツオイルの推奨摂取量は、ふつうの大人で一日大さじ2杯とされています。
ココナッツオイルは中鎖脂肪酸なので、体内に蓄積されにくく肥満の心配はありません。門脈を経て、直接肝臓に運ばれるので効率よく分解されてエネルギーとなります。むしろ取り方に気を付ければ、消化吸収は4倍、代謝は10倍以上で脂肪燃焼効果が期待できるので、動脈硬化やコレステロールの心配は無用です。(取りすぎは注意です!)
アレルギーは非常に起きにくいオイルですが、腕や太ももに湿疹ができる、下痢をするなどの症状が現れたら、摂取量を控えて様子をみましょう。
バターそっくりのココナッツオイルで作る ヴィーガンバター
アンチエイジングフード・レシピサイトで2万ビューをあっという間に獲得し、テレビでも紹介された「城いつこさん」のバターのコクと旨味を再現した美味しいヴィーガンバターです!ココナッツオイルと豆腐、豆乳で簡単にできます。

材料
- エキストラバージンココナッツオイル…200g
- 絹ごし豆腐…60g
- 無調整豆乳…100cc
- りんご酢(米酢でも可)…小さじ1
- 天然塩…小さじ0.5
作り方
- 1.フードプロセッサーにココナッツオイルと天然塩を入れてポマード状にする
- 2.りんご酢を加えて更に撹拌する
- 3.絹ごし豆腐を加え、馴染むように撹拌する
- 4.豆乳をk数回に分けながら加えて馴染ませるよう撹拌する
- 5.滑らかになったら冷蔵または冷凍で保存する
※冷凍で1か月 冷蔵で1週間保存できます。
夏だから、ココナッツオイルでアヒージョ

オリーブオイルとにんにくで煮込むアヒージョを加熱に強いココナッツオイルで再現しました!ココナッツオイルは中鎖脂肪酸。加熱しても壊れにくく酸化しにくいのです。グルテンアレルギーの心配のない古代小麦のバゲットを添えてお召し上がりください。
材料
- むきエビ…6~8尾
- しいたけ…適量
- マイタケ…適量
- えのき茸…適量
- しめじ茸…適量
- マッシュルーム…適量
- エリンギ…適量
- ココナッツオイル…大さじ6
- にんにく…2~3かけ
- 鷹の爪…1個
作り方
- 1.ココナッツオイルと潰したニンニクを鍋に入れて中火で加熱する
- 2.香りが立ってきたら、キノコ類を入れる
- 3.1分ほどしたらエビを加え、更に2分程煮揚げる
いかがでしたか?
暑さで夜寝苦しいくらい、熱がカラダにたまってしまっているこの時期がまさにココナッツオイルのベストシーズンの始まり。
クーラーだけでなく、食でカラダのクールダウン、試してみませんか?
レシピ作成:城 いつ子さん