2019.10.15 火曜日

妊活・離乳食・アレルギー・子育てママ・家族を生活習慣病から守りたい方へ・・・ 「ゆる無添加のすすめと加工品選びの基礎知識」その10 添加物表示の裏を読み解こう


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図1
さて、そろそろ食品の表示についてもあまり抵抗なく見る習慣がついてきた方も多くなったかもしれません。
今回はちょっと進んだ「えっ、そうなの?」のという裏読み豆知識をお知らせします。

「無添加」という魅力的なキャッチコピーのからくり

食品商品の包材に記載できる事項は消費者庁の食品表示ガイドラインによって厳しく決められていますが、中には優位性をアピールするために巧みなキャッチコピーが使われることがあります。
「無添加」と書いてあると安全だと感じるけど…表面に大きく一言「無添加」と書いてあるパッケージをみかけませんか?実はこれはかなりグレイゾーン。「化学合成調味料無添加」「合成着色料無添加」など、何が無添加なのかきちんと表示してあるものが正解です。
あいまい表示をそのまま信じると「合成保存料は無添加だけど、合成着色料は入っている」といった商品を買ってしまうおそれがあります。

「国産」とあっても全ての原料国産とは限らない

大きな文字で「国産」と書いてあると何となく安心な気がするものです…。
でも、よく見るとそばに小さな文字で「季節によって産地が変わる場合があります」などの注意書きがありませんか?
また主原料が国産であっても、旨味を添加する調味料成分についての原産地はわからないですよね。
チャイナフリーやGMOフリー(アメリカ・南米産原材料フリー)の食卓を目指している方は要注意です。

一括表示を読む達人になろう

商品パッケージの裏には「一括表示」と呼ばれるリストを記載することが法律で決められており、記載順番や文字サイズまで厳密なルールがあります。
原材料の項目は「含有量が多い順番に書く」と決められています。
いくら体によい成分が入っていると謳っている商品でも、砂糖・果糖などの糖質や国産ではないと思われる小麦などが最初の方に書かれていたら要注意です。

手軽な粉末調味料などに多い宣伝文句に「野菜たっぷり」「旨味たっぷり」などがあります。
実際の含有量が「小麦粉、キャベツ、玉ねぎ、食塩、ぶどう糖、にんじん」の順番である場合、一括表示の原材料には「小麦粉、野菜(キャベツ、玉ねぎ、にんじん)、食塩、ぶどう糖」というように一括りにできる項目をまとめた量として記載してもよい場合があります。
こうしてみると、にんじんがたとえ微量であったとしても多めに入っているかのような錯覚を受けます。

「加工所」という項目は、あくまでも最終加工地を指します。
例えば中国産の食材を日本で袋詰めのみ行ったとしても、最終加工地は日本の住所となります。

調味料(アミノ酸等)、香料、酸味料という記載があるものは、大部分が化学合成料です。これを使用する場合に調味料としてリン酸塩を添加しても「調味料(アミノ酸等)」とだけ表示すればよいのです。

キャリーオーバーって何?

材料の品質改良のために添加されていた食品添加物は、次に使用する食品に持ち越される場合がほとんどです。

例えば、マーガリンに添加された酸化防止剤は、マーガリンを使って作ったパンまで移行しますが、持ち越された添加物の量が、その食品に効果を発揮するに必要な量満たないとジャッジするこれをを「キャリーオーバー」と称して、表示が免除されます。

キャリーオーバーは次の条件に合う場合と決められています。

  1. 原材料に使用が認められている食品添加物で、その量が認められた最大量より少ないこと。
  2. 食品が持ち越された量より多くのその食品添加物を含まないこと。
  3. 持ち越された食品添加物の量が、食品に効果を発揮するに必要な量より有意に少ないこと。

微量でも非常に多くの添加物が入り込んでいるというわけです。

参考書籍

「Dr.白澤のゆる無添加のすすめ 添加物と超加工食品」主婦の友社
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