乳化剤と炎症の関係は? 体内の恒常性を保つための生体防御反応である炎症をコントロールすることは、アンチエイジングを考えるにあたり非常に重要な要因です。炎症によって私たちの身体が守られている反面、炎症が頻繁に起こるような状態が続くと、正常な細…
ダイエットやノンカロリーの飲料や食品に使われている甘味料といえば、「アスパルテーム」という言葉が思い浮かぶほど世界中で使われている代表的な人工甘味料です。糖質や砂糖をさけたいという方には“頼れる味方”のように思ってしまいそうですが、様々な研…
日常的に食卓に上る、ハムやウィンナーなどの加工肉。本来ならば、肉と塩・香辛料のみでできるものですが、パッケージの裏を見るといろいろな添加物が使われています。肉をくっつける「結着剤」、保存性を高める「保存料」、分量を増やし歯ごたえを良くする「…
日本人が食べるお肉の量は年々増えています。もともとお肉と言えば、比較的高価な食材だったはず。それがどんどん安価になり、身近になっている理由として、輸入肉の普及や生産性の向上などが上げられます。でも、お肉はそのもとになる動物を育てなければなり…
ふわふわのパンや麺類など、給食のコッペパンに至るまで、小麦粉は私たち日本人の食生活の中心にいつのまにか入り込みました。 お米のごはんよりもよく食べるという人もいるのでは?しかし、近年、原材料の小麦は、アレルギーや肥満、生活習慣病などの原因と…
福島第一原発事故以来、国土および近海に撒き散らされた放射性物質を考慮し、「国産」食品も厳しく選ぶ必要が生じています。長期にわたって影響の大きいものだけに、日常的に気をつけることが大切。でも、やみくもに怖がるばかりでは、むしろ体に悪いというも…
食品の大敵は酸素。酸化すれば、味や色などが食品の質が変化してしまいます。大量生産においては、食べ物を酸化させずに長期保存することが必須。そこで、開発されたのが、食品添加物である「酸化防止剤」です。「酸化しない」と聞くと「いいこと?」と思いが…
2015年11月、こんな話題が報道されました。「アメリカの食品医薬品局(FDA)は、トランス脂肪酸の原因となる油脂の使用を2018年6月までに原則禁止することを決めた」。トランス脂肪酸は、世界保健機関(WHO)が10年以上も前から「大量に摂…
ぐっと気温が下がり、美味しくなってきたのが芋栗南京! 懐かしく、でも食べ飽きない大学芋。サツマイモを油で揚げて、煮詰めたたっぷりのお砂糖を絡めて・・・と禁断のお味もいいですが、揚げずにシュガーフリーでも、コクがあってとっても美味しい大学芋が…
皆さんはオーガニックワイン、ご存じですか? ワインの長~い歴史の中で、化学肥料や農薬、製法に科学的な手を入れ始めたのは実は最近のこと、 オーガニックワインをまねた人工ワインも出回る中、何が本当の、オーガニックワインの基礎知識を知れば、人生が…
私たちがしなければならないこと ようやく日本でもプラスチックの海洋投棄の問題が注視され具体的な改善に動き始めてきました。 いつでもどこでもプラスチックに囲まれてきた私たちにとっては、海洋汚染、海洋資源の汚染、そしてまた魚などを通じてプラスチ…
さて、シリーズで始まった認知症予防の食事術ですが、その内容に入る前に根幹となる原因に触れておきましょう。 実はこの原因を知ることが認知症予防の食事術にとって重要なカギとなります。 デール・プレデセン博士によるとアルツハイマー病は大きく 1型…